オトコのプライベートな悩み:頭頂部が薄い・つむじが広くなってきた【薄毛・AGA】

男性の薄毛・AGA

こんにちは!医師のいっしーです!今回は「頭頂部が薄い・つむじが広くなってきた」について、書いていこうと思います。

この悩みも前回の「前髪が薄くなってきた」に並んで、多くの人が気にしている悩みかと思います。

「風呂から出てふと鏡を見たら頭頂部が思いのほか薄かった」「身近な人からつむじが広くなったと言われた」「手で頭頂部やつむじを触ると髪の量が減った気がする」などがきっかけで気にするようになった人も多いのではないでしょうか。

「頭頂部・つむじ」は自分からは直接見えない部分であり、それが故余計に気になっている方も多いかと思います。

今回はその悩みを少しでも解消できる内容にしていきたいと思います!

 

薄毛の種類

まずは復習です。臨床上、AGA(=若ハゲ)は以下の3つに分類されます。

  • 生え際型
  • 頭頂部型
  • 上記2つの混合型

この内、1つ目の「生え際型AGA」は前回の記事を参照して頂ければ幸いです。

今回は、2つめの「頭頂部型AGA」について書いていきたいと思います。

 

 

頭頂部型AGA

頭頂部型AGAは、別名「O字ハゲ」(又は「てっぺんハゲ」)とも呼ばれ、後ろから見た時にハゲが目立つのが大きな特徴です。

O字ハゲは、「つむじはげ」や「てっぺんはげ」とも呼ばれており頭頂部の毛髪量が減少し、地肌が透けて見えるタイプの薄毛を意味します。

薄毛になった部分がちょうどアルファベットの「O」の形に見えることから、この名前が付けられています。額の生え際の両側から後退してくるタイプの薄毛である「M字はげ」と同様、多くの男性を悩ませています。

O字ハゲは、どちらかというと日本人男性に多くみられるタイプの薄毛で、自分ではなかなか確認できない場所に起こる薄毛であるため、気付くのが遅れると知らないうちに進行してしまう点が厄介です。

なお、女性の薄毛で多いのも、つむじから広がっていくタイプです。

 

頭頂部型AGAO字ハゲの見分け方

AGA(=若ハゲ)は早期発見・早期治療が非常に大切な病気です。

しかしながら、頭頂部型AGA(=O字ハゲ)は鏡に映りにくくなかなか自覚しづらいため、かなり進行してから人に指摘されたりして気づくことが多いタイプのAGA(=若ハゲ)です。

ここで、頭頂部AGAを早期発見をする為の目安を示します。

  • 明るい部屋で鏡を見ると頭頂部が透けている
  • 頭頂部に手を当てると皮膚に触れる
  • 髪が水に濡れると頭頂部の髪のボリュームが大きく減る

これらに当てはまる方は頭頂部型AGA(=O字ハゲ)の前兆がではじめていると考えられます。

「これだけ!?」と思われる方もいられるかと思いますが、それだけ頭頂部型AGA(=O字ハゲ) は自分だけで気付くのは難しい病気なのです。

身近に信用のできる人が居たら、直接頭頂部をみてもらうのもいい手ですが、早期ではそれでも分からない場合も多くあります。

それでは医師はどのようにして、 頭頂部型AGA(=O字ハゲ) を診断しているのでしょうか。

 

頭頂部AGAの診断法

AGA専門のクリニックに勤務している医師であれば、頭頂部を見たときにその髪を直接見ればほとんどのケースでAGAと診断できます。

見分けているのは、「頭頂部とそれ以外の部分の髪の太さと密度の差」です。

AGAを発症している髪は、「細く・密度が低下している」傾向にあります。

言葉にすると単純ですが、診断には経験が必要です。AGAを専門としていないと、医師であっても診断できないことが多いのが現実です。

事実、自分のAGAを診断できていない医師を数多く見ます。

さらにAGA専門のクリニックでは、肉眼では判断できない早期のAGAを診断をする為、マイクロスコープを使用しています。

この道具を使うと、AGAの早期診断の精度が格段に上がります!

 

少しでも頭頂部型AGA(=O字ハゲ)を疑ったら

頭頂部型AGA(=O字ハゲ)はなかなか自覚しづらいため、かなり進行してから人に指摘されたりして気づくことが多いタイプのAGA(=若ハゲ)です。

この記事でも書いている様に、その早期診断はなかなか難易度が高いものです。やはり、AGA(=若ハゲ)かどうかを判断するには、専門のクリニックでの診断が必要不可欠と思います。

加えて、 AGA (=若ハゲ) は、放置すると薄毛がどんどん進行します。AGAの進行スピードには個人差があり、10年以上かけて徐々に進行する方もいれば、3年ほどで急速に進行する方もいます。

少しでも頭頂部型AGA(=O字ハゲ) を疑ったら、まずはAGA治療の専門クリニックを受診し、AGA(=若ハゲ)かどうかの診断を受けることをおすすめします。AGAは確実に進行していくので、「まだ大丈夫」と油断はせずに、適切な治療で薄毛の進行を食い止めましょう。

  

おすすめのAGAクリニック

これまで複数のAGAクリニックで勤務してきましたが、そのクリニックによって診断法・治療法は様々です。

今私が勤務しているAGAクリニック東京では、医師による頭皮診断患者様一人一人に合わせたAGA治療を行っています。

私の経験から申しますと、AGAだとしても正しい治療をすればほぼ確実に発毛の効果が出ます。

現代では、「AGA(=若ハゲ)は、治る病気」です。

悩んでいる間にもAGAは確実に進行するので、気になり始めたらすぐに気軽に御相談を下さい!

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